虫歯・歯周病予防で笑顔を守る:予防歯科のいろは

彩り豊かな人生を送るための口腔ケア(デンタルケア)ブログ

歯ブラシの選び方とおすすめ歯ブラシ

前回はおすすめ歯ブラシTOP3をご紹介しました。

1.ルシェロ歯ブラシ
2.タフト24
3.マーナ fit

ですね。

今回はランキング外となりましたが、
私がオススメできる歯ブラシ、
また残念ながらオススメはしづらい
歯ブラシをご紹介します。

おすすめ歯ブラシ

まず、私がいいと感じた歯ブラシです。

NONIO歯ブラシ

NONIOはAmazonでもトップクラスの
売り上げ数を誇る歯磨き粉です。

その歯ブラシですね。

オーソドックスなもの、
ブラシの真ん中が凹んでいるもの、
ワイドヘッドのものが販売されています。

どれも安くて王道です。

タフト24はスーパーや薬局だとまず
置いていないため、手軽に買える歯ブラシが
いいならNONIOもオススメできます。

DENTシステマ

歯科専売品の1つ。

やわらかめで歯ぐきを傷つけない

毛先が歯間に入りやすい

と、歯周病ケアに嬉しい機能があります。

個人的にはもう少しヘッドの大きいほうが好みです。

やや物足りなさを感じたので、TOP3外にはなりました。

(コンパクトヘッドが好きな方にはよりオススメ)

システマハブラシ

デンターシステマ、システマEXなどが
有名なシステムシリーズの歯ブラシ。

DENTシステマは歯科専売品なので、
普通の薬局やスーパーではまず見ませんが、
ステマ歯ブラシはコンビニにもあります。

どちらも似たような歯ブラシですが、
DENTシステマのほうが、ややコンパクト。

ステマ歯ブラシはヘッドが少し大きめです。

歯周ポケットを磨きやすい設計で、
4列ヘッド、しっかり毛腰タイプともに
オススメできます。

システマハグキプラス

市販の歯ブラシの中では高めですが、
私が強くオススメしている製品です。

写真を見てもらうと分かる通り、
ブラシの真ん中が少し長くなっている、
段差状のヘッドになっています。

この部分で歯と歯ぐきの境目を優しく磨けるのです。

毛もやわらかめで使い心地がいいため、
イチオシしています。

チェックアップ歯ブラシ

歯科専売品の中でも、よりマイナー。

ロフトやハンズには歯科専売品が多く並んでいますが、
チェックアップ歯ブラシはなかなか見ません。

しかし製品としては非常によく、
プラークを除去するしっかりした毛と、
歯ぐきを傷つけない優しい毛が両方、
植毛されています。

またラバー素材のハンドルが持ちやすく、
しっかり磨けるのが強みです。

今回ご紹介する中でも、
一段オススメ度が高いのは、
ステマハグキプラスと
チェックアップ歯ブラシです。

ディープクリーン

これはオーソドックスな歯ブラシですね。

いい意味で"普通"です。

奇をてらっておらず、卒なく歯磨きできます。

エビス ザ・プレミアムケア

エビスはオーラルケア会社の中では、
マイナーなほうかもしれません。

近年、若い人の間で人気な
ZERO(ゼロプレミアムケアズ)
を販売しています。

そのメーカーが出している歯ブラシが、
ザ・プレミアムケアです。

見ての通りヘッドがデカいです。

広範囲をカバーできるので楽ですし、
歯も歯ぐきもしっかり磨けます。

ワイドヘッドが好きな方にはオススメです。

デメリットとして狭い部分や奥歯は
磨きにくいと感じます。

奇跡の歯ブラシ

ピラミッド型のブラシです。

この形状のおかげで歯間をしっかり磨けます。

またグリップ部分が特殊な形状をしており、
手に持つだけで正しい角度になります。

その点で、優れものです。

ただし値段が高く、耐久性が弱めなのが難点です。

(通常歯ブラシは1ヶ月ごとの交換を
目安としていますが、奇跡の歯ブラシは
3週間での交換を推奨されています)

また、似たような役割は
ステマハグキプラス歯ブラシ
でも果たせるので、そこまで高い
順位には来ませんでした。

イマイチだった歯ブラシ

今度はオススメしづらい歯ブラシのご紹介です。

クリニカアドバンテージ 歯ブラシ

天下のライオン製ですが、こちらは残念ながら
微妙に磨きづらい歯ブラシだと感じます。

(歯磨き粉のクリニカアドバンテージ
とても優れているのですが)

私の感想は、ヘッド部分が細長くて妙に使いにくいです。

歯科医の話を聞いても評判があまりよくなく、
「ハンドル部分が六角形で持ちづらい」
という感想も聞かれます。

同じライオン製の歯ブラシなら、
ステマシリーズのほうが断然オススメです。

MISOKA

水だけで磨けるという有名な歯ブラシです。

ブラシ自体はとても使いやすいのですが、
歯磨き粉を使わないという特徴上、
歯がかなり着色してしまいます。

また、フッ素を摂取できなくなるので、
虫歯リスクも高いです。

ブラシが高額であることを考えると、
歯磨き粉が要らないとしても節約になりません。

「とにかく自然のもの!」
というこだわりがない限りは、
メリットがないという感想です。

なお見た目は高級感があり、とてもオシャレです(笑)

数万のブラシがあるタイプ

商品名は出しませんが、
1~2万本の毛があるタイプです。

百均でも類似品が出ています。

これはブラシというより、
スポンジや消しゴムっぽい感覚です。

感覚が歯ブラシと大きく違うので、
慣れるまで扱いが難しいです。

また歯間が掃除しづらくなっています。

普通の歯ブラシは、
ブラシがしなって歯間も掃除していくのですが、
数万本あるタイプは毛が密集し過ぎて
毛先が分かれないので歯間が掃除できません。

よってオススメはしづらいです。

(そもそも論、数万本も毛があることのメリットが薄い笑)

シュミテクト やさしく歯周ケアハブラシ 3次元フィット

やさしく歯周ケアハブラシ 3次元フィット
という製品を使ったことがありますが、
写真を見てもらうと分かる通り、
両脇に長めの毛があります。

これが妙にブラッシングの邪魔になってしまいます。

歯ぐき下がりが起こっている人には
いいのかもしれませんが、そうでないと
イマイチだと感じました。

歯ぐき下がり以外が原因の知覚過敏なら、
他のやわらかめの歯ブラシで優しく
磨くのがいちばんだと思います。

オススメの歯ブラシまとめ

以上がおすすめ歯ブラシでした。

私の考えをいろいろ話しましたが、
繰り返しますとお気に入りの
歯ブラシがあればOKです。

プラークをちゃんと落とせて、
歯や歯ぐきを傷つけなければ、
歯ブラシの役割は果たせています。

今回はその中で、よりプラーク除去を
しやすいものをご紹介しました。

参考にしつつ、あなたのお気に入りを探してください。

どれがいいか迷ったら、
ルシェロ歯ブラシかタフト24がオススメです。