今回はいままでの総まとめです。
あらゆる口腔トラブルを防ぐ
ポイントをまとめていきます。
細かいケアや新しいグッズを買わなくても、
ここに書いてあることを守れば、
必要最低限はクリア可能です。
ぜひ、頭に入れておいてください。
虫歯予防
1.糖分の摂取頻度を減らす
2.フッ素を摂る
3.ブラッシングする
虫歯予防はとにかく糖分の摂取頻度を減らすことです。
加えて、乳歯の子どもと、歯茎が下がってきた
中高齢者は虫歯リスクが高いので、
フッ素の使用をオススメします。
(子ども、中高齢者以外でも
フッ素は万人に推奨できるものです)
歯周病予防
1.丁寧なブラッシング
2.歯医者の定期健診(クリーニングと歯石取り)
3.免疫機能を高める
1日1回は、時間をかけて丁寧な
ブラッシングをしましょう。
これに加えて国際的に推奨されているのが、
クロルヘキシジンです。
しかし、日本では超・低濃度でしか
クロルヘキシジンを使えないので、
残念ながら実践はできません。
代わりに日々のセルフケアと、
定期検診でのケアを行いましょう。
知覚過敏予防
1.原因の特定→生活習慣の改善(ブラッシング圧や歯ぎしり、噛み圧など)
2.歯医者での治療
3.硝酸カリウム、乳酸アルミニウムでのカバー
知覚過敏は必ず原因があります。
その改善が最優先です。
すでに知覚過敏を発症している場合や、
歯ぐきが下がって慢性的な知覚過敏になっている場合は、
知覚過敏ケアの歯磨き粉を使いましょう。
硝酸カリウム、乳酸アルミニウムが含まれていれば、
痛みを防ぐ効果があります。
口臭予防
1.水分摂取
2.鼻呼吸
3.LSS(ラウロイルサルコシンナトリウム)の使用
口臭は大きく分けて4つ原因があります。
中でも多いのが、口内の乾燥によるものです。
よって、乾燥を防ぐため水分補給と、
鼻呼吸を意識しましょう。
また、口臭ケアと書かれている歯磨き粉には、
大抵LSSという殺菌成分が配合されています。
これで口臭菌を殺菌できるので、
使ってみてください。
ホワイトニング
1.審美治療(歯医者でのホワイトニング)
2.歯医者でのステイン清掃
3.ホワイトニング歯磨き粉の使用
ホワイトニングは大きく分けて2種類あります。
歯そのものの色を白くする
→審美治療を受ける
歯の着色(ステイン)を除去する
→歯医者での清掃
→ホワイトニング歯磨き粉
ステイン除去だけなら、
ホワイトニング効果を謳った
歯磨き粉を使えば十分です。
口腔トラブルを防ぐシンプル習慣
以上が、各トラブルのケア方法です。
シンプルにしてしまえば…
1.糖分の摂取を減らす
2.適切な歯磨きを1日2回
3.フロスを1日2回
これだけで、あらゆる口腔トラブルを解消できます。
これ以外のケアも必要なら
取り入れていただきたいのですが、
逆にこれらが不十分だと他を頑張っても
虫歯や歯周病にはなります。
よって、基本をまず徹底しましょう。
+αで力を入れるなら、
1.フッ素の活用
2.酸性の物を飲み食いし過ぎない
3.三ヶ月に一度の検診
をすればOKです。
ブログ管理人のケース
私は虫歯リスクが高いタイプなので、
糖分の摂取頻度には気を付けています。
基本は1日3回。
たまに4~5回の日もありますが、
毎日連続しないようにしています。
(この回数は食べ物だけでなく飲み物も含みます)
加えて、歯磨きのタイミングは以下の通りです。
朝食後:歯磨き(3分で簡単に)
昼食後:歯磨き(3分で簡単に)
夕食後:歯磨き(10分ほど丁寧に)+デンタルフロス
これだけで、あらゆるトラブルは解消できています。
なお、この習慣は私のケースなので、
絶対の正解ではありません。
朝食後と寝る前に歯磨きとフロスをし、
1日2回のケアで済ませる人もいます。
ぜひ、あなたに合った習慣を見つけてください。